【衝動篇_STORY】[第三章]シンデレラ

シナリオのネタバレになります。
ネタバレ嫌な人はブラウザバック推奨!


【衝動篇_STORY】[第三章]シンデレラ

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PART 3-1:
12時の鐘に怯える自分はもういない。
魔法をかけた魔女もかぼちゃの馬車も必要ない。
彼女はそれだけの強さを手に入れた。
ああ、それなのに。
この忌々しいガラスの靴だけ捨てられないのは何故だろう?
ガラスの靴ハ無用ノ長物!
砕いテ割っちゃえ!
もう必要ないダロウ?
……さあね。何かの役に立つかもよ?
アラヤダ。乙女心がまだ残っテタ!?
ウザいね。死んで?
ギャーッ!ギシンの首ヲ返しテーッ!
PART 3-2:
きらきらと。
綺麗な光が透き通る。
大切な、大切なガラスの靴。
PART 3-3:
1人の姉はつま先を、もう1人の姉はかかとを切り落とし、そうまでして履きたかったガラスの靴は、私のものになっちゃった。
PART 3-4:
どんなに歪んでも。
どんなに血に汚れても。
ガラスの靴は穢れない。
PART 3-5:
優しい優しい王子様。
ガラスの靴を履けたなら、相手は誰でもよかった?
PART 3-6:
綺麗な綺麗な王子様。
ガラスの靴が履けないと、愛した人の顔も分からなかった?
PART 3-7:
幸せな幸せな王子様。
ガラスの靴を落とさなかったら、あなたは私を諦めた?
PART 3-8:
間抜けな間抜けな王子様。
アンタは本当に鈍くて愚かでつまらない、作者都合の操り人形。
PART 3-9:
ガラスの靴は私の証拠。
私が私である為の道具。
だから―誰にも渡さない。
PART 3-10:
目の前に、ガラスの靴を履いた女がいる。
あれは私のもの。
私にしか履けないもの。
では―あれは誰だ?
私によく似てた、アイツは誰だ?
……ああ、そんな事はどうでもいい。
あれは、私のものなのだから。
一気に、じっくり、ゆっくりと。
泥棒猫の足首をガラスの靴ごと砕きましょう?
あの靴を履くなんて度胸があるよねぇ。
胸糞悪いソックリさん!
自分と同じ顔、気持ち悪いヨネ?
別に。邪魔なら殺すだけだし?
ウーン、やっぱり性格悪イネ!
END:
闇に堕ちた自らの姿を踏みにじり、シンデレラは目を細める。
例えあり得る姿だとしてもそれが一体なんだって?
灰は灰。
黒くなれても白くなれないこの身なら、いっそ真っ黒になればいい。
ああ、けれど。
一人で黒くなるのはつまらない。
どうせなら、周りの全て巻きこもう。
灰かぶりは楽しげに笑った。


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